カラダ キラキラ 黄金色
「えごま」の種って、コロコロ丸くて小~っっせ!なのに、こ~んなにとってもキレイな色のオイルになっちゃうんだね。キラキラしてるから「おひさまの雫」って呼んでいい?
食用オイルにはいろいろな種類があるが、「えごま」の実に含まれる「α〈アルファ〉-リノレン酸」は人間の体にゃぁ、無きゃぁだちかんやつだぞ。それが1日当たりスプーン一杯(3mg)飲めば十分だなんて夢のようでょ。熱には弱ぇから揚げたり炒めたりしなんで、サラダや出来た料理にかけるといぇ~ぞ。だでオイルを絞るのにも低温のまんま、そ~っとやるんでょ。ひとねるにも絞るのにも手間も時間もかかるが、出来上がったオイルを見てたんまぃたわ。この黄金色はまるで金メダルをご褒美にもらった気分でょ。
木曽は昔から擂った「えごま」を「五平餅」のタレに混ぜていて、これが無ぇと味が物足りん、っちゅう衆ばっかでょ。
★ 只今、会話の一部を副音声にてお送りしております(^^♪ 黒文字の上にマウスをのせてみましょう。
「えごま」は、ずっと前から日本に根付いていたのです。 時を遡ると、縄文時代にまでたどりついてしまいます。
ただそれを私たちは忘れてしまっていただけだったのです。弊社がこだわっている「えごまオイル」の搾り方―「低温圧搾法」には、時間も手間もかかります。
絞ったオイルを濾すのに使っているのは目の細かい厚手の和紙。
時間をかけて自然と集まるのを待っているのです。
歩留まりも決して高くはありません。
それでも守りたいのは、「えごまオイル」の成分。
人の体になくてはならないアルファリノレン酸は、高温で加工すると失われてしまいます。
弊社の「えごまオイル」の黄金色は、そうした目に見えにくい工夫を労う、ご褒美の色なのです。
開田高原でも山間地ならではの悩みをかかえています。
やはり、鳥獣による被害は深刻。
食害ばかりでなく、獣が「体を冷やすのにピッタリ」という嘆かわしい理由で田畑が荒らされることもあるのです。
その「獣」への忌避効果が高いと期待されているのが「えごま」。
どうやら特有の香りを嫌がっているようです。
そこで、弊社では、えごま畑を緩衝地帯にして農地を守り、かつ、えごま栽培生産プロジェクトチームを立ち上げ、産地化を目指して取り組んでいます。